私たちは「技術職員としての歩みは、職員の数だけある」と考えています。
早稲田大学 理工センター 技術部では、実践教育の一翼を担う技術職員を最大限支援するため、一人ひとりの成長ステップやキャリアにあわせた研修プログラムが準備されています。

技術部研修

年2回、技術職員が一堂に集まり集合研修を行う。

  • 技術報告会
    技術部の活動状況と成果報告の場。
    それぞれが実践した業務とその成果を報告する場となるだけでなく、技術職員の知識や技術の向上を促すテーマの講演や体験の他、安全教育や実験教育、研究支援などに関する提案も行われている。
  • 集合研修会
    技術職員の意識共有の場。
    所属以外の実験室での実験授業の体験を通して、より効果的な実験教育を行うための様々な取り組み・創意工夫を知り、改めて授業の進め方や科目運営を議論・検討する技術系実験業務検討会などを行っている。

月例研修

理工学術院の教員などを講師に招き、先端研究に触れ、質疑応答などの対話を通して、各々のスキルアップを目指す。講師や研修テーマは、教員や研究に限らず、多種多様な分野や企画の中から設定されている。技術職員としての見識を広げるとともに、本学の教育研究の充実化を図っていくことを目的としている。

実践型!技術系新規配属者研修

理工技術系に新規配属となった技術職員が技術部戦略・授業運営を広く知るための技術部独自の研修。
多様な分野の実験室などを巡り、教育研究支援の現場を知るとともに、分野を超えた人的ネットワークを作ることが目的。本研修で、技術職員としての第一歩を踏み出す。

そのほかにも

  • 教育研究支援や安全管理業務などの職務に必要となる資格や技能の習得支援制度
    (第1種放射線取扱主任者、危険物取扱者甲種、第一種作業環境測定士、第一種衛生管理者などの習得、玉掛け技能講習やアーク溶接特別教育にかかる費用等の補助。2021年は約40名が利用)
  • 語学能力強化および国際的視野の涵養を目指した1か月から1年間にわたる国内外派遣研修
    (派遣先:国内、アメリカ、イギリス、オーストラリア、フィリピンなど。2009年度以降、毎年1~5名派遣)
    ※2020,2021,2022年度は新型コロナウイルス感染症の影響により派遣を中止

もあります。

ここで紹介している研修は一例です。技術的な研修だけではなく、大学職員としての年次研修の他にも、語学研修などキャリア開発や自己啓発学習を支援する環境が整っています。