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理工学術院統合事務・技術センター
各務記念材料技術研究所

2001年入職(新卒)
資源及材料工学専攻修士課程修了。

材料研究に特化した研究環境整備

理工学術院の附置研究所である各務記念材料技術研究所において材料研究に特化した技術コンサルティングを行っています。本研究所には透過型電子顕微鏡、集束イオンビーム加工装置、光電子分光装置などの共同利用設備・装置があり、それらを用いた依頼分析、学生指導(装置講習会を含む)、装置メンテナンスなど、一貫した研究環境整備・対応が主要業務です。

研究者の研究動向を把握し、最新の分析装置に関する情報も収集して、研究環境の整備を行うことも重要な役割です。また、独立したキャンパスのため、研究室も含めた施設全体の安全衛生管理・教育に関する業務も行っています。危険性の高い実験も行われているため、日頃から安全には特に配慮しています。

https://www.waseda.jp/fsci/zaiken/

ご参考:早稲田大学 各務記念材料技術研究所

技術的課題の解決を通じて学生の育成を担う

日頃、研究者や卒業論文・修士論文研究を行っている学生に対し、研究内容をヒアリングして最適な結果が得られる分析手法を提案、分析結果を提供しています。分析に関する相談は多種多様であり、学内だけでなく学外からも分析相談を受けます。これまでの経験や収集した情報をもとに試行錯誤しながら適切な結果が得られた時にやりがいを感じます。また、学生と近い環境で一緒になって実験を行っているので、その学生が研究者として成長していく様子を間近で実感できることも嬉しく感じます。

私の1日
09:00打合せ
09:30分析装置の状況確認、装置立ち上げ
10:00依頼分析対応(透過型電子顕微鏡)
16:00研究相談対応(データ処理・解析)
17:00共同利用設備の運営に関する会議資料作成
18:00終業
私のキャリアパス
2001年4月入職
2001年6月~技術部教育研究支援課(四系)物性計測センターラボ
2010年6月~研究推進部研究企画課
2014年6月~各務記念材料技術研究所
2022年12月~教育研究支援課(二系)材料実験室(現在/2022年12月)
本記事執筆 2019年

入職後すぐに現在と同じような分析業務を行う部署に配属されましたが、その後、大学全体の研究を推進する本部事務機構に異動になりました。それまでとは全く異なる事務系の業務内容で戸惑うことも多かったですが、それまでの業務で得た様々な知識を活かすことができました。また、逆に現在の研究所に来てからは本部事務機構で得ることができた大学全体の運営にかかる知識が役に立つ場面もあります。