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理工学術院統合事務・技術センター
技術部 教育研究支援課(四系)
化学分析実験室

2003年入職(新卒)
応用化学専攻修士課程修了。学生時代、学習・研究・課外活動等において、求めれば期待以上のものを得られる環境で過ごす中、自分もその体制の一員となり学生をサポートしたいという気持ちが芽生え入職した。

研究者のたまごをサポート

主に化学系の専門実験室の運営業務を担当しています。学生が毎日滞りなく実験を実施できるよう、試薬や器具、機器の準備・調整をはじめ、指導用資料の作成、実験での操作説明・安全管理、TAの指導、レポート管理や実験室予算の管理に至るまで、実験室の運営にかかわることはすべて行っています。特に実験指導においては、自身の研究活動の前段として、実験の意義や手法を体得できるよう、安全に実験が実施できるよう努めています。さらに、教育の質の向上のために、教員とともに新規実験の立ち上げや、実験内容の見直し、教材の改訂も定期的に行っています。実験室関連の業務以外では、学内の薬品点検等、大学の環境改善にも力を入れています。また、地域貢献の一環として小中高生を対象に実施している実験教室では、実験内容の検討や指導を行っています。他にも、公募型の大学のプロジェクトにも参加しており、留学生の募集活動に携わっています。

小中学生を対象とした科学実験教室ユニラブの様子
私のある1週間

学生と共に更なる成長を

学生と対面する仕事が多いため、試行錯誤を重ねることで実験がスムーズに進行する、学生の理解が深まる等、学生の反応や成長を直に感じられるところにやりがいを感じます。また、語学研修や海外研修等、学内の研修制度が充実しているのも魅力です。自身が担当する実験で英語学位プログラムの実験クラスも開講しているのですが、これまで研修で学んできた英語を活かし、指導用資料の作成や実験指導を行うこともあります。自ら海外でリクルーティングしてきた学生が入学し、実験室で再会するという循環の中で、学生生活が充実したものとなるよう、魅力あるプログラムの検討・提供の一端を担うことが出来ることは何よりのモチベーションとなっています。仕事を通じて、学生だけでなく自身も更なる成長ができる環境であることを嬉しく思っています。

私のキャリアパス
2003年4月入職
2003年5月
~2006年3月
環境保全センター 有機分析・薬品管理 担当
2006年4月
~2013年5月
教育研究支援課(一系)化学系基礎実験室
(2013年1月-3月:海外派遣研修(アルバータ大学, カナダ))
2013年6月
~2016年5月
教育研究支援課(四系)化学分析実験室
2016年6月
~2019年5月
教育研究支援課(四系)生命科学実験室(TWIns)
2019年6月
~現在
教育研究支援課(四系)化学分析実験室
本記事執筆 2020年