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理工学術院統合事務・技術センター
技術部 教育研究支援課(四系)
先端生命医科学センター
生命科学実験室

2011年入職(既卒)
農学生命科学研究科応用生命工学専攻博士課程修了。
これまでの研究経験・知識を活かし、これからの世界を創る人材の育成に携わりたいと考え入職した。

基礎から実践力まで育む専門実験

生命科学系の専門実験における実験室運営や学生への実験指導、実験項目の改善・改良といった実験教育に関することを主な業務としています。専門実験は1・2年次に受講するその分野での基礎的な技術や知識を理解・習得するものと、3年次以降に実施される卒業研究等に結びつくより高度で実践的な操作技術や研究の方法論(計画立案、実験方法検討、研究発表など)の習得を主体にした実験に分かれており、それぞれ明確な目的のもと実施されています。このような基礎から実践力を育む実験教育プログラムが効果的に実施されるためには、教員との密接な連携が必須でありますが、その一端を担う技術職員にも高い技術力や豊富な知識が求められています。そのため、日頃から研修などを通して自身の技術力や知識の研鑽に努めています。時には専門分野外のことを教員や他の技術職員から学ぶ機会もあり、自分自身の成長を強く体感することが出来ます。

世界に通用する人材育成のサポート

社会が大学に求めるものの一つとして、課題・問題解決力を持った人材の育成が挙げられると思います。本学の基礎実験や専門実験から得られた幅広い実践力や経験は、解決力の重要な基礎となります。技術職員として直接学生と関わる中で、どのようにその基礎を身に付けてもらうかを検討し、実行することが責務だと考えています。試行錯誤する毎日ですが、学生が主体的に学びや経験を得られる機会を多く提供できるように心掛けています。
また実験を通じて学生と直接関わっていることで、学生の成長を間近で感じることができる(例えば、実験を受講していた学生がTAとして指導する立場になり、さらに研究や論文をまとめてあげて卒業し、社会・世界に羽ばたいていく)ことも技術職員の大きな魅力だと思います。

私の年間スケジュール

上記の実験教育に関わる業務以外にも前職の経験や資格を活かして、理工系ならではの教育・研究に必須な放射線・X線に関わる安全管理や教育訓練も担当しています。これらは法令上遵守すべき事由が多く、管理する側としては大変ですが、それだけ逆に危険である証拠でもあるので、責任を大きく感じると共にやりがいのある業務と考えています。
また早稲田大学は子育て支援の制度が大変充実しており、子育てへの理解が高い職場です。技術部でも育児休暇の取得やシフト勤務をしている方が多くいます。私も子供の保育園への送迎といった状況に応じて、シフト勤務を利用しています。

私のキャリアパス
2011年4月入職
2011年6月~技術部教育研究支援課(四系)物理化学実験室
2019年6月~技術部教育研究支援課(四系)先端生命医科学センター 生命科学実験室(現在/2022年12月)
本記事執筆 2019年