金属や木材、コンクリートなどの破壊試験や建築構造物の振動試験などができます。さらに、破壊のメカニズムを考察するため、電子顕微鏡での観察・分析などもすることができます。材料・機械・建築・土木分野に関する実験実習や卒業論文のための研究実験などがおこなわれている実験室です。
生産現場で使われている本物の工作機械を使った、体験重視のものづくり実習を実施しています。旋盤・フライス盤などの基礎的な汎用工作機械はもちろん、3Dプリンターやレーザー加工機などのデジタルファブリケーションも活用して実践的な教育を展開しています。卒業研究などでは、身につけた知識と技術を駆使して実験装置の部品や試験片を学生一人一人が設計し、職員と相談しながら時には自身で加工して形にしていきます。
製図は設計の意図を伝えるために極めて重要な情報です。製図のルールを体得すべく、手描きとCADによる製図の授業を実施しています。
熱や流れといった目に見えない現象を定量的に捉えること、狙った状態に制御することは機械・土木分野では特に重要です。この実験室では本物の自動車エンジンや軸流圧縮機(ジェットエンジン用)を使って、エンジン性能を計測したり、目に見えない流れを可視化する実験を実施しています。
経営システム工学科の実験・演習科目では、経営課題を解決するために「品質」「時間」「利益」「人間」「環境」を評価視点に統計技術、数理技術、情報技術、システム技術などを習得します。