組織形態関連装置
共焦点レーザー顕微鏡：細胞、及び細胞内分子挙動といった生命現象の観察に用いる装置。レーザーを共焦点方式で二次元スキャンし、サンプル面からの蛍光等を検出する共焦点レーザー顕微鏡が複数台あります。最先端の技術を搭載し、ナノレベルの超解像度で観察が可能な機種も利用可能です。
細胞分離分析装置
フローサイトメーター：細胞の相対的な大きさ、内部構造の複雑さや、蛍光強度を測定し、細胞の同定や存在比を解析する装置。各条件に基づいて、目的の細胞だけを生きたまま分離することが可能な機種もあります。
遺伝子関連装置
リアルタイムPCR：PCR法におけるDNAの増幅量を、蛍光色素を用いてリアルタイムでモニターし解析する方法で、試料中のDNA初期濃度を定量する装置です。
質量分析装置
LC-MS/MS：LC-MS/MSは高速液体クロマトグラフ（HPLC）と質量分析計（MS）を結合させた装置です。HPLCによって試料中成分を分離し、分離されたものをMS測定することで各成分の質量を分析します。
主な設備
超解像共焦点顕微鏡、CCD・タイムラプス顕微鏡、フローサイトメーター、リアルタイムPCR、マルチプレートリーダー、イメージングシステム、円二色分散計、GC、FPLC、LC-MS/MS、超遠心機、レーザーマイクロダイセクション、自動固定包埋装置、各種ミクロトーム 他